おいしい薬膳♪

基本的に、ごはんをつくるよりも、お菓子をつくる方が好き、と思ってたのですが、、、今年の夏は青山有紀さんの毒だしレシピにハマってしまいました。

毒出し完全スープ ?「いのち」をはぐくむアーユルヴェーダ式?

『毒出し完全スープ 〜「いのち」をはぐくむアーユルヴェーダ式〜』(大和書房)

もともと薬膳には興味があって、図書館で本をいろいろと借りて読んだりしてましたが、いまひとつピンとくる料理がなかったり、自分の体質チェックをしても、すべてに当てはまる気がしてしまい、結局何を食べたらいいのかわからん! 実践しづらい! という感じで日々の食事に取り入れられずにいました。。。

『毒だし完全…』は中国ではなく、インドの薬膳「アーユルヴェーダ」のレシピ本ですが、パラパラと頁をめくってみたら、どれもおいしそうなものばかり。この本に載っているレシピを10品くらい試しに作ってみましたが、今のところハズレがありません。

昨日つくったのは、「人参、大豆、トマトのスープ。」
タマネギを炒めて、人参と大豆、だしを加えて弱火で30分煮込み、水分がほとんどなくなったところで、ざく切りトマト2個分を加えると、見る間にトマトから水分が出てきて、正真正銘トマトスープのできあがりです。
先に弱火で煮込んでおいたタマネギや人参の甘みもしっかりと出ていて、野菜のおいしさがたっぷり味わえる一品でした。インドのスパイスとの相性もばっちりですし。
(ほんとはセロリも入れるのですが、冷蔵庫になかったので省略。それでもおいしかったですよ。)

この本のレシピはどれも、毒だしとかいう以前に、ふつうのごはんとしておいしいのです。そのうえ、「便秘にいい」だとか「むくみにいい」といった効能も書いてあるので、なんかとてもお得な気分(笑)
ごはんづくりが楽しくなります。

青山有紀さんて、もともとは中国の薬膳の勉強をされた方のようで、薬膳のレシピ本も何冊かありました。

薬膳で楽しむ毒出しごはん

『薬膳で楽しむ毒出しごはん』(マイナビ

これもなかなかのヒット! しかも、よくある薬膳のレシピ本と違って、「あなたの体質をチェックしましょう」というページもなく、大まかな症状別にレシピが載っているだけ。基本的にどの症状の人にも当てはまるレシピが多いので、「この本に載っているものは何でもつくって食べてみなはれ、」という感じです。

本格的な薬膳を求めている人には物足りないかもしれませんが、フツーにおいしいごはんを食べたいだけの人(笑)には最高です。

しかも、この本でつくったものは、わりと家族(特にハハ)の評判もよいのです。
関西出身の人のレシピ本て、どこかしらしっくりと馴染むところがある気がします。
森かおるさんの本は、いつのまにやら母親が勝手に線まで引いて自分のもののように使っているし…(^^;
とは言え、栗原はるみさんの本にもぐいぐいと線が引かれていましたが、、、