台風出社と映画

昨日は十年に一度とかいう台風デーでした。

レインコートを着て、長靴はいて、ビニ傘もって家をでるも、強風で傘の骨があっっさりと曲がる。
雨はそんなにひどくなかったけど、風がとにかくすごくて・・・。
駅に着いたら、もう傘は傘でなくなっていました。あう〜。

途中、山手線は二回も運転を見合わせ、目的地の品川まであと2駅というところで、派遣会社から電話がきました。

「今日は午前中、自宅で待機してほしいとのことです。もう、家は出られましたか?」

(え?)・・・。
とっくに出てるに決まってるじゃん! なんでもっと早く教えてくれないの!!!(と心の中で絶叫)


その後いろいろとあり、結局この日はお休みになりました。

わたしはいったいなんのために、じゅうねんにいちどのたいふうのひにあさからしながわまででてきたのだらう。

百年に一度の台風のごとく怒り狂っていてもナンなので、結局、映画を観て変えることにしました。

水曜日はレディースデイですから。

風立ちぬ』も観たかったけど、上映時間の関係で『そして、父になる』にしました。
ひそかに『謝罪の王様』も気になったけど、、、まあ、DVDでもいいかな。

台風のおかげで映画館はがらがら。
自分よりも前に座っているひとが一人もいなくて、とても快適に観ることができました。
台風ご利益です。

是枝作品観たのは初めてたけど、けっこういいかも。
ドキュメンタリー出身の人って面白い。

リョウタさんが、ギターをもって待ち構えてるシーンがいいねえ。



今日は会社に行ったら、上司の上司から昨日の台風出社のことでお詫びの電話をいただき、午前中分のお給金もいただけることになり、胸の中でぐるぐると渦巻いていた黒雲がようやくすっきり晴れました。